Yのファインダーから No.2

桜の時季に入っても、例年ほどは撮りに行けませんでしたが、子供を連れて出た先ではなんとなくの流れで撮影していました。

写真をする人たちにとって重要なのは光。そして、光と同じくらい重要なのは影ですね。木の影を使って桜の木を想像してもらう。春らしさを増すためにハイキーで。

桜は、脇役にしてもその美しさはひと際ですね。木陰が魅力的な岸の黄色を主役に、残りの三角エリアを桜色で埋め尽くす。時間があれば三脚を立ててスローシャッターでも撮りたかったです。

川の映り込みがきれいだったので、そちらに重点を置いて撮った一枚です。この川の先にお家がありましたので、それをフレームからカットしました。青空が映りこむ川も大切な演出です。緑・ピンク・青・ピンク・緑。

今年は色々な思いがあって、あまり桜に気を取られている間もありませんでしたが、見かけると眺めてしまいますね。やっぱりJAPANESEです。